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なお、物流経路が短絡化していくなかで、利用される施設の内訳を現状と将来計画とで比較すると、「営業倉庫(普通)」、「CY内CFS」、「一般トラックターミナル」等の経由率が低下する傾向がうかがわれたのに対し、「工場」、「自家倉庫」、「CY」等ではそのような傾向が見られなかった。

 

経由施設別経由率の動向(N=214)

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2)トラック利用が今後も主体
アンケート調査では、将来の輸送計画について2日のサンプルが得られた。
輸送経路の短絡化が図られるなか、将来もトラック輸送が大部分を占めることに大きな変化が見られないが、鉄道の利用が現状は2.3%であるものが将来は3.6%にやや増加するといった結果が得られた。
一方で、船舶の利用は6.1%から5.7%へと減少するものと見込まれている。

 

輸送モードの変化(N=211)

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